ちゃんと梅雨

台風が来るなんて幻でしたね
運行に出ている運転手さんから雨が凄い!
と写真と動画が届きました

凄いですね…怖い…

鹿児島にある「仙厳園」の駐車場だそうです
もはや「駐車場」というよりは「川」に見えますね…

これほど雨も降っていたら
交通機関が止まってしまうのも仕方ないなぁと

ここまで天気があれてると運転するのも怖いですよね
でも、台風じゃないだけまだましなのかな?なんて考えたりもします
九州では台風が訪れたら夏の合図なんていったりもしますが
近年は天災が多かったりもするので
平和に、平和に夏が訪れてほしいものです(‘ω’)

 

さて、話は変わりますがこの間の続きのお話を。

 

アパートに来た時と寸分違わぬ姿で
女がぼーっと遠くを見ながら立っている。
私達がこのアパートに来てから
何時間が経っただろうか。
その間、ずーっと同じ体勢で同じ場所にいたのだろうか。
生身の人間だとしても普通じゃない。

あの女は何者だ、とコンビニに向かう道すがら話し合った。
そこで、帰りに挨拶をしてみようと私が申し出た。
酒のせいで気が大きくなっていたのだ。

ところが、帰ってきてみると女はいなくなっていた。
友人たちは不思議がったが、私は内心ほっとしていた。

その日は泊まって翌朝帰ったが
特に何も起こらなかった。

それからしばらくして
そのアパートの住人の友人が引越しを考えている
と言った。

「もう引っ越すの?早くない?」
「…あの女の人がいるんだ」

友人が言うには
雨の日に必ず女が通路の電灯の下に立っているらしい。
雨が上がるといなくなっているらしいが
不気味で仕方がないというのだ。
あの女性の異常な様子を思い出すとわからなくもないが
それで引っ越しを考えるというのは
少し大げさのような気もする。

友人は、ちょっとあの女に話しかけてみた、と言った。
結構、大胆なことをするなぁ、と思った。

「『こんにちは、二階にこしてきたんですけど
この前友達とうるさくしてすいません』と話しかけた。
でも、何も言わない。
こっちに目を向けもしない。
ジーっと天井?のほうを見るばっかりで会話にならなかった」

管理会社に問い合わせもしたが、どうにもならない。
雨が降ると朝でも昼でも必ずいるという。
ぼーっと立っているだけで
何をされたというわけでもない。
だが、とにかく不気味で怖いから早く引っ越したい
と友人は言った。

「あれ、幽霊じゃないよ。
ちゃんと人間だと思う。
でもこわくない?雨の日にあそこで
ただずーっと立ってるんだよ。
何なんだろう…」

結局、友人は半年程度でそのアパートを出てしまった。
女の正体はわからない。
ひょっとしたらまだ、
まだ雨の日にあの薄暗い電灯の下に立っているのかもしれない。

人間の怖い話「雨の日にいる女」より

 

オチ弱いな~なんて思ってみてたのですが
これ人間だったんですね…
それは怖い。
なんだかんだ幽霊よりも人間が怖い
そんなお話でしたね。

それでは雨もひどいので
皆さん運転の際にはお気を付けください。
今日はこの辺で。


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